昨日、幼稚園の先生とお話ししました。
クラス皆で手遊び歌をやる時間に参加してなかったという話を聞いて私が
「最近、ゆたろのかっこつけが凄いんです、しかもカッコ良さが子供らしくなくて」って話をしていたら先生が
「それって例えばパパさんに似てたりはしませんか?」と。
パ、パパだ!!!!!!!!!
ゆたろのそれは、パパとそっくりだ!!!
私はあれこれ育児について考えていたけど、パパはほぼノーマークだった!!!!
という訳でパパと協力して【教育方針】を擦り合わせてこなかったこと、今、凄くすごーーーーーく後悔しているゆずたです。
教育方針の必要性
教育方針とは何か
教育方針とは、自分の子供がどんな風に育って欲しいかという考えのもと、子育ての道筋や関わり方、環境の整備などを考える事です。
勉学に重きを置く家もあれば、人間性、またはバランスを重視する家もあると思います。
教育方針がないとどうなるか
親は誰しも、こんな風になって欲しいと思うことの一つや二つはあると思います。
『とにかく健康に』『優しい子に』『自立できる子に』というものから『このスポーツを長くやらせたい』『こんな仕事をして欲しい』『あの大学へ入れたい!』なんて具体的なものまで様々だと思います。
頭の中になんとなく理想があるのに、それを明確にしていないまま過ごしていると、子供の性格や環境はどんどん形成されていき、気づいた時には親の願いとはかけ離れた状態になっている事があります。後悔しても時間は戻りません。
教育方針は一人で?二人で?
一人で考えた我が家のケース
■ゆずたの教育方針
ゆずたは一人で教育方針を考えていました。
- 素直
- 優しさ
- 勇気
この3つをゆたろの根っこに。そしてあとはそこの土壌から
4.個性を伸ばしていく
という感じです。
ゆたろは素直だし、優しいし、あとは勇気だなーなんて思っていたのですが、幼稚園に慣れてきた頃からどんどん変化してきました。
変なかっこつけが出てきたのです。
例えば、ママには謝れるけど幼稚園では恥ずかしいから謝れない、とか、あの動きはカッコ悪いからやらない、とか、女の子におもちゃを貸せなかったんだけど女の子と遊ぶのはカッコ悪いから、とか。
あれれ、土壌は整ってきたと思ったけど、なんか違う。
■母ひとりの力ではどうにもならない事がある
そして昨日、幼稚園の先生と話して気がついた。
パパの生活態度←
ゆたろはママやパパを見て、真似をしながら成長しています。
3歳半ばから自分は男の子だという自覚が芽生え、「可愛いって言わないで!かっこいいが良いの!」と怒るようになりました。
そういう自覚が出てくると重要になってくるのは、身近な男性の存在です。
我が家の場合はパパ。
そんなパパの普段の様子は
- 好きゆえのいたずら、ウザ絡み、プチ意地悪
- ゆたろを構い倒して泣かす
- ゆたろの失敗を笑う(可愛くてなんだけど)
- お願いされたことを(冗談で)一旦必ず嫌がる
- やりたくないことはやらない
- 失敗することはない(失敗するようなことはやらない)
- 自分から謝らない
こんな感じ。いたずらっこの子供がそのまま大人になったって感じです。
改めて可視化するとかなり悪影響多そう。
ゆたろは最近、私に意地悪をしたり、人をからかう冗談を言う事も増えている。
私から見たらパパは家族が好きすぎて、そして大きな子供ゆえの愛情表現なんだけど、それをゆたろが真似をしてお友達に同じことをした時に、お友達は愛情表現だと気づいてくれるんだろうか。
ただの意地悪な子になるんじゃないだろうか。
一人でいくら教育方針を立てて、環境や関わる態度を工夫しようと厳しいなー。
だって家にはもう一人いるんだもの!
■パパに態度を改めるようお願いしてみた
この話を昨夜、パパにしたら分かったよとは言っていたけど、顔に面倒臭いなーと書いてある気がしました。
それもそのはず。
教育方針なんて考えてもいなかったパパからしたら、急に「ゆたろが今こんなんなのはパパのせいだから直して!」って言われたようなもの。
私もパパの事は尊敬でいっぱいだから、そのままでいて欲しいんだけど、最近のゆたろに対する修正方法について他に方法が思い浮かばない。
今パパが大好きなゆたろの前でだけ、ちょっと意識して優しいパパの演技をしてみてね。
そんな感じで伝えましたが、まだ心の中ではもっといい方法があったのではないかとモヤモヤしています。
結論・教育方針は夫婦で考えた方がいい!
※両親とも子供に関わる機会が多い家庭としての結論です
子供が男の子か女の子かで、両親との関係性が変化する時期も違うと思いますが、いずれ、お母さんでいっぱいだった時期から、お父さんへ興味が移り変わる時期がやってきます。
特にこのコロナ禍で、お父さんが家にいる時間が伸びた家庭も多いと思います。
そうなると子供がお父さんから影響を受ける大きさも増えるというもの。
どちらか一方だけが教育方針を考えていたとすると、子供の変化の時期に対応しきれなくなる事がある。
やはり早い時期から、教育方針について、夫婦で考え、意見をすり合わせることは大切だなと思いました。
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