ゆずたデザイン

好きなこと、書きたいこと、描きたいものを集めた雑記ブログ

初心者でも作れる楽しめる!アルコールインクアートのやり方は?



 

アルコールインクアートを初めてみたいけど、何から手をつけていいか分からない!

 

初めは私もそう思いました。
だけど大丈夫。

 

そんな私も、今は作品を作って反応を貰えたり
作った作品を販売出来る様にもなっています。

 

minne.com

 

この間は初めてアルコールインクアートのお店を出店してきたりもしました。

 

フリーマーケットにアルコールインクアートのお店を出店

フリーマーケットに出店した時の様子

 

フリーマーケットにアルコールインクアートのお店を出店②

フリーマーケットに出店した時の様子②

 

私がここまで出来るようになるまで、期間で言うと半年。
夢中になっていたらここまで来ました。

今回は初心者でも楽しく出来る、アルコールインクアートのやり方についてお話します。

 

 

 

 

アルコールインクアートをやるために必要な道具と環境を整える

 

まずはアルコールインクアートを始めるための準備から。

 

アルコールインクアートを深めようと思ったら道具はまだまだ沢山あるのですが、今回は中でも初心者に使いやすく、買いやすいものを紹介していきます。

 

 

準備1 道具を揃える

必要な道具は次の通り。

 

  • ドライヤー
  • 容器
  • スポイト
  • 耐水紙
  • エタノール
  • アルコールインク
  • マスキングテープ

 

 

アルコールインクアートをやる際の道具一式

 

 

初心者用のセットも売られています。

 

セット内容や実際に使用した感想など、より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓↓↓

アルコールインクアート初心者におすすめのセットを紹介

 

 

 

ドライヤーについて

ドライヤーは何でも使えるし、縛りをつけない自由さもアルコールインクアートの面白いところです。
だけど私がやってみて感じたのは、初心者の時は扱いやすさってあった方が良いかなと感じました。

 

圧倒的に使いやすいのはこちら。
パナソニックのくるくるドライヤーです。

 



その他のくるくるドライヤーを最初に購入しましたが、風圧が弱くて全然使えませんでした。
風圧、風の幅、パナソニックのくるくるドライヤーはそれらのバランスが良いです。

 

 

容器・スポイトについて

アルコールインクアートに使用するエタノールはボトルに入って売られています。
空気に触れると揮発してしまうので、使う分だけ容器に注ぎ、スポイトで紙に垂らします。

余ったエタノールを入れるミニボトルもあると便利です。

 

ニードルボトル(ドロッパーボトル)というものがあり、それは容器+スポイトの役割をしてくれるので、こちらでも便利です。

 

 

 

耐水紙について

耐水紙とは水を弾く紙のことです。
アルコールインクアートはアルコールインクとエタノールを揮発させて模様を描くので、吸水性の紙はNGです。

アルコールインクアートをする初心者におすすめは、ユポ紙でお値段的にも優しくメジャーな紙です。

 

 

 

エタノールについて

エタノールは今回、無水エタノールをおすすめします。

アルコール濃度が100%に近い方が、綺麗な線を描くことができ、アートをしやすいです。

健栄の無水エタノールはアルコール含有度が99.5%と表記されており、多くのアーティストさんがこれを使っています。

 

 

 

アルコールインクについて

アルコールインクもいくつか種類がありますが、日本製で手に入りやすく、圧倒的に色数の豊富なコピックのアルコールインクをおすすめします。

 

 

 

少し本格的に仕上げたい時は、ピニャータのBRASSを一本持っておくと良いです。
キラキラ輝くゴールドが、一段上の仕上がりにしてくれます。

 

 

 

準備2 環境を整える

道具を揃えたら、次は作業を始める前に環境を整えます。

 

  1. 換気をする
  2. テーブルを保護する
  3. 耐水紙を固定する
  4. 道具を並べる
  5. 手袋を装着
  6. 容器にエタノールを注ぐ

 

アルコールインクアートを始める前の準備の写真

 

換気をする

アルコールインクアートは、アルコール成分を揮発させて描くので、吸い込むことで気分が悪くなることが考えられます。
それから火気にも注意です。

しっかりと換気して始めましょう。

 

 

テーブルを保護する

アルコールインクを乾かす際に、風でインクが飛ぶこともあります。
紙から流れたインクがテーブルを汚すこともあります。

しっかりとテーブルを保護して始めましょう。

私は大きいサイズ(45リットル)のゴミ袋を敷いています。

 

 

耐水紙を固定する

風の扱いに慣れるまでは、風が紙の下に入り込んで紙が飛んだり、浮いたりして、思わぬ方向にインクが流れてしまうことがあります。

それを防ぐために、耐水紙をテーブルやマットなどに固定するのがおすすめです。

 

私はダイソーで購入したMDFボードに紙を貼り付けています。

 

アルコールインクアートの耐水紙を貼るMDFボード



道具を並べる

アルコールインクアートは手際が肝心だったりもします。

アルコールインクを垂らし、エタノールをかけると、どんどんインクは広がり、放っておくと思わぬ形で乾いていきます。

 

なので初めから、使いやすいよう道具を並べるのが大事です。

 

アルコールインクは立てておきましょう。
寝かせるとインク漏れしやすいです。

 

 

手袋を装着

アルコールインクが手につくことは多いです。
しかも落ちにくい。

 

黒や赤など、濃い色を使うときは必ず手袋を使うことをお勧めします。

 

容器にエタノールを注ぐ(ニードルボトルの人は不要)

始める直前に容器にエタノールを注ぎましょう。

 

エタノールは空気に触れるとアルコールが揮発してしまいます。
使う分だけを容器に入れて、スポイトで紙に垂らすようにしましょう。

 

 

アルコールインクアートのやり方1(エタノールを先に垂らす方法)

 

それではいよいよ、アルコールインクアートのやり方を紹介するよ!

 

手順1 エタノールを垂らす

容器に移したエタノールをスポイトで取り、紙に数滴垂らします。

 

アルコールインクアートのやり方1・エタノールを垂らす



手順2 アルコールインクを垂らす

手順1で垂らしたエタノールの上に、アルコールインクを垂らします。

 

アルコールインクアートのやり方1・アルコールインクを垂らす



手順3 ドライヤーで乾かす

風がエタノールの周りを通るように、ドライヤーを動かします。

アルコールインクアートのやり方1・ドライヤーで乾かす

 

 

エタノールを先に垂らす方法はインク染みが出来にくいよ!

 

 

 

アルコールインクアートのやり方2(アルコールインクを先に垂らす方法)

 

次は逆手順!アルコールインクから垂らしていくよ!

 

手順1 アルコールインクを垂らす

紙にアルコールインクを垂らします。

 

アルコールインクアートのやり方2・アルコールインクを垂らす



手順2 エタノールを垂らす

手順1で垂らしたアルコールインクの上に、エタノールを垂らします。

 

アルコールインクアートのやり方2・エタノールを垂らす



手順3 ドライヤーで乾かす

風がエタノールの周りを通るように、ドライヤーを動かします。

アルコールインクアートのやり方2・ドライヤーで乾かす

アルコールインクアートのやり方2・でき上がりの違いの写真


このように、アルコールインクが先だと紙にうっすら、インクの染みができます。
これが素敵に映えるアートもあれば、染みを作らないアートもあるので好みですね。

 

 

 

アルコールインクアートのやり方3(アルコールインクを先に垂らし乾かす方法)

 

次はアルコールインクだけを先に乾かしてみよう!

 

手順1 アルコールインクを垂らす

アルコールインクを1、2滴、紙に垂らします。

 

アルコールインクアートのやり方3・アルコールインクを垂らす



手順2 ドライヤーで乾かす

垂らしたアルコールインクをドライヤーの風で乾かします。

 

アルコールインクアートのやり方3・アルコールインクを乾かす

 

手順3 エタノールを垂らす

乾かしたアルコールインクの上にエタノールを垂らします。

 

アルコールインクアートのやり方3・エタノールを垂らす



手順4 ドライヤーで乾かす

ドライヤーでエタノールを乾かしていきます。
先程までの手順の時とは違い、濃い所と薄いところ、強弱が出るかと思います。

 

アルコールインクアートのやり方3・ドライヤーで乾かす



 

アルコールインクアートのやり方4(ピニャータBRASSを使う)

 

次はゴールドのラメを使ってみよう!

 

手順1 アルコールインクを垂らす

アルコールインクを垂らします。

アルコールインクアートのやり方4・アルコールインクを垂らす



手順2 ゴールドを垂らす

垂らしたアルコールインクの上にゴールド(ピニャータBRASS)を1滴垂らします。
※垂らしすぎるとあまり綺麗にならないよ。

 

アルコールインクアートのやり方4・BRASSの写真

アルコールインクアートのやり方4・BRASSを垂らす

 

手順3 エタノールをゴールドの上から強めにかける

エタノールをゴールドの上から強めにかけます。
ラメを綺麗に広げるためです。

アルコールインクアートのやり方4・エタノールを強めにかける



 

手順4 ドライヤーで乾かす

ドライヤーの風をエタノールの周りに当てながら、インクとゴールドを広げていきましょう。

 

アルコールインクアートのやり方4・ドライヤーで乾かす

アルコールインクアートの4つのやり方を見比べた写真

 

どうでしょうか。
4つのやり方、それぞれ雰囲気が変わりますよね。

(写真を撮りながらのドライヤーだったので、更に変化が強く出ていると思いますが)



 

アルコールインクアートのやり方5(グラデーションを作る方法)

 

次は色のグラデーションに挑戦してみよう!

 

手順1 アルコールインクを少し離して2色垂らす

アルコールインクを2色、少しだけ離して垂らします。

アルコールインクアートのやり方5・アルコールインクを垂らす

アルコールインクアートのやり方5・アルコールインク2色目を垂らす



手順2 エタノールを垂らす

垂らした2色のアルコールインクの上にエタノールを垂らします。

アルコールインクアートのやり方5・エタノールを垂らす

 

 

手順3 ドライヤーの風で色を混ぜながら乾かす

ドライヤーの風をエタノールの周りに当てながら、エタノールを動かし、インクを混ぜながら乾かすことでグラデーションが出来上がります。

 

アルコールインクアートのやり方5・ドライヤーで乾かす

 

 

3色グラデもやってみたよ

 

アルコールインクアートのやり方5・3色のグラデーション

アルコールインクアートのやり方1〜5までを見比べs

 

比べてみるとそれぞれ色々な個性がありますね。

 

 

手順4 やり方1〜5の色々なやり方を繰り返してアートを楽しむ

ここまでのやり方を色々組み合わせながら、アートをとことん楽しんでください。

 

出来上がったアルコールインクアートの写真



 

手順5 お気に入りの部分を切り取って作品にする

一枚絵のままで完成にしても良いですが、なんだか上手くいかなかったかも・・・という人に、是非試して欲しいやり方を紹介します。

 

自宅にあるフォトフレームなどに合わせて、アートを切り出してみましょう!

 

  1. 紙をフレームに合わせたサイズに切り抜きます。
  2. 切り抜いた紙をアートの上に置きながら、素敵な場所を探します。
  3. 見つけたら、アートを切り取って、フレームに入れて飾りましょう!

 

アルコールインクアートを切り出した写真


全体で見るとなんだか上手くいかなかったような気がしても、ある部分はとっても素敵にできていたります。

 

 

コースターに貼ることもできますよ。
私はセリアの裏面がコルク、表面が木製のものを購入しています。

 

スプレーのりで貼り付けて完成。

本格的なアルコールインクアートのコースターの作り方はこちらで紹介しています。

 

youtu.be

 

アルコールインクアートにレジンコーティングをする場合は、『アートレジン』というものを使っています。

他のレジンだとインクが薄くなったりすることも。

 

 

 

 

 

アルコールインクアートのやり方まとめ

今回はアルコールインクアートのやり方をまとめました。

 

 

 

 

このようなやり方で、簡単に美しいアートを楽しく作ることができます。
是非やってみてくださいね!

 

 

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スクールも近々始めようと、春くらいから誓いを立て、ノロノロ準備をしようと思っているところです。

 

オンラインも考えています。
もし一緒にやってみたいわーなんて方は、TwitterInstagramなどのDMからご連絡くださいね!

 

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