ゆずたデザイン

好きなこと、書きたいこと、描きたいものを集めた雑記ブログ

子供のネガティブを変換した話

ゆたろ3歳~4歳になりたての頃

とにかく口から出る言葉がネガティブだった。

 

出来ない、無理、怖い、諦める、

逃げる、知らない、やだ、嫌い…などなど。

 

 

新しいことにチャレンジさせたくても

大体こんな感じでやらない。

 

ちょっと叱ると

「もうママなんて知らない!僕、家出する!フン!」

などと言っていた。

 

 

ゆたろの得意な想像話もネガティブ。

「車が飛んできたらどうする?」

「避ける」

「でも避けれなかったらどうする?」

「倒す」

「でも倒せなかったらどうする?」

「…」

 

 

当時よくやっていた

トミカを使うままごと遊びの

セリフもネガティブ。

(一人遊び)

 

ゆたろ「パトカーくん、助けてー」

ゆたろ「もうだめだー!ドーン!」

ゆたろ「わーこっちに来たー!にげろー」

ゆたろ「だめだー!ドーン!」

 

こんな遊びがエンドレス。

トミカ何台ドーンしたのか。

 

 

遊びも会話も全てが

ネガティブワードばかり。

 

成長段階で必要なのかと考えたけど

ネガティブな言葉に私自身疲れてしまって

状況を変えたくなった。

 

 

そこでポジティブな言葉を

インプットしてみようと考えた。

 

 

大丈夫、できるよ、心強いよ、頑張ろう…

何日も意識して使っていたけど効果なし。

相変わらずネガティブワードだらけの毎日。

 

 

そんなある日。

幼稚園の後、いつも以上に

ゆたろが疲れている日があった。

 

家まであと少しなのに

疲れて足が動かない。

「ママ、抱っこして~」

 

その時、私にゆたろの好きな

戦隊ヒーローが降りてきた。

「大丈夫だ、ゆたろくん!家まではあと少し!きみならできる!」

 

そう言うとゆたろの表情が

パッと明るくなって

「ぼくはできる!」と言った。

 

うおおおおお!久々のポジティブワード!

 

 

その言葉にテンションが上がった私は

家に着くまでヒーローになりきった。

 

「そうだ!きみは負けない!」

「ぼくは負けない!」

「きみは強い!」

「ぼくは強い!」

「あきらめない!」

「あきらめない!」

「努力は必ず報われるのだ!」

「のだー!!」

 

 

疲れ切ってたはずのゆたろが

キャッキャ言いながら

私の言葉を真似していた。

 

 

そしてこのあと

一人遊びをしていた

ゆたろの言葉も変化した。

 

ゆたろ「うわー!もうだめだー!」

ゆたろ「大丈夫だ、ぼくにまかせて!ぼくは諦めないー!うおおおお!

 

 

ゆたろの中でヒーローブームが来たのか

この日を境にネガティブワードも

少しずつ減っていった。

 

 

最近では私が失敗したときに

「ママ、人間はみんな間違う生き物でしょ。だから大丈夫。安心して。」

などとポジティブ全開で

私を励ましてくれるようになっている。

 

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そして自分が叱られたときも

「子供は間違う生き物さ。だから大丈夫だよ。」

などと言ってヘラヘラしてる。

 

 

 

ゆたろは新しいことを

今でも嫌がるから

その心の中は今でも

ネガティブ全開なのかもしれない。

 

でもポジティブな言葉を

使えるようになったから

恐れながらでも

少しずつ進んでいけるんじゃないかと

願う母ゆずたであった。

 

 

 

 

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