ゆずたデザイン

好きなこと、書きたいこと、描きたいものを集めた雑記ブログ

ゆたろのプライド

私の4歳の息子ゆたろは、とてもプライドが高いのです。

 

最初に引っかかったのはまだ1歳にもなっていない頃のこと。

型はめパズルの丸型を上手に落としていたので

私は「上手だね、こっちもやってごらん」と他の形を渡した。

自信満々にやろうとするゆたろ。

しかし入らない。

何度やっても入らない。

ゆたろの顔がどんどん曇り、ついには

パズルを放り投げるゆたろのイラスト

ポイ(゚Д゚)ノ⌒*

 

パズルを放り投げた。

それからというもの型はめパズルを披露してくれなくなった。

 

その後、幼児教室に少し通っていたとき

クレヨンで丸を描かせるミッションがあった。

上手く丸を繋げられないので

私が手を取り教えてしまった。

ここはゆたろのプライドを理解せず

押しつけの様に教えてしまった

私の痛恨のミスなんだろう。

そこからゆたろは

2年間お絵描きををしなくなったのだ。

 

 

 

そんなことが他にも色々出てきて

教えようとすると全力で拒否する。

この子は出来ないことを見られるのが嫌なのか

ただ自分でやりたいだけなのか

どっちなんだろうと思う日々。

 

 

 

それが明らかになったのは今年になって。

友人宅での出来事。

そこにはクライミングが出来る部屋があって

ゆたろは何回かやったけど登れなかった。

そのあとしばらく経ってから

ゆたろが友人にクライミングの部屋に行っても良いか尋ね

許可をもらうと部屋のドアを閉めた。

 

10分くらい経ったころ、ドアが開き

「ママ、見てて!」

一番上まで登って目をキラキラさせている。

その後は何度も何度も、ママ見てー!と披露してきた。

 

あー、やっぱりこの子は出来ないことを見られるのが嫌なんだなと理解した。

 

 

幼稚園でも初見の遊びや体操は

よっぽど興味が湧かないと参加しない。

 

でも気になった遊びは家に帰ってから

私にルールを説明して一緒にやろうと言う。

先生に電話でゆたろの様子を聞いている私は

この遊びを今日幼稚園でやらなかったことを知っている。

 

できるか確認したいのかな?

と思い遊びに付き合ってみると

家で楽しめた遊びは次から幼稚園でやるようになる。

反対に幼稚園で自信をつけてきたことは

しつこいくらい家でも披露してくれる。

 

 

 

最近では自分の気持ちを話すことが上手になってきたゆたろ。

「格好悪いからやらなかった」とよく言う。

 

例えば体操の時間の四足歩行。

その動きは格好悪い。

YouTubeで小さい子向けの番組見ることは格好悪い。

ゲーム実況とかは格好良いんだって。

ゲーム殆どしないくせに。

 

あとは可愛いって言わないで!笑わないで!とよく怒る。

バカにして笑うのではなく

可愛くて笑ってしまうんだけど

これはまだ伝わらないだろうから笑いは堪えてる。

 

 

そんな感じで、彼なりに色々な基準や思いがある様子。

 

こんな小さいのにプライドを持って生きているんだと言うことを、

4年かけてしっかり理解することができた。

プライドが育つのは小学生以降くらいかな

なんて先入観は吹き飛んだ。

 

このプライドを持つことはゆたろの大切な個性。

 

ここはしっかり守りつつ

出来ないところを見せたくないって考えは

少しずつ改善していきたいなと考えている。

 

その改善方法についてと反省点を

別の記事で書いていきます。

 

それではまた。

 

 

 

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