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新型コロナ濃厚接触者の定義と、抗原検査キットの使い方

アイキャッチ画像

 

パパの正面のデスクの社員が新型コロナに感染した話

この間、パパの会社の社員が新型コロナに感染しました。
パパは感染発覚の前日も、その人と1時間ほど打ち合わせをしていました。
その人のデスクはパパの正面。

それでもパパは保健所の人によると、濃厚接触に当たりませんでした。
会社の誰一人として、濃厚接触に当たる人は出ませんでした。

 

 

 

 

濃厚接触の定義と、不安解消の抗原検査キット

なんでパパは濃厚接触じゃなかったの?

濃厚接触の定義に当てはまらなかったんだ

 

濃厚接触の定義

  • 患者(確定例)と同居あるいは⻑時間の接触(車内、航空機内等)があった者
  • 適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた者
  • 患者(確定例)の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
  • その他:手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策無しで、患者(確定例)と15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況周辺の環境や 接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する) 

出典:日本医師会

https://www.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/link/8link.pdf

 


パパのオフィス、広くはないし、机が向かい同士でずっと一緒でも、長時間の接触には該当しないそうです。

基本は『マスクなしで15分間1メートル以内の距離で話をしたら』ということらしいです。


いや、1メートル以内の距離って結構難しい・・・。
しかもこのご時世、マスクが基本だし。

  

だからこの定義で言うと、マスクしていれば、何をしてたって濃厚接触にはほぼ当たらないよーってことなんですよね。
ステイホームとかけ離れたチグハグ感がなんとも言えないです。

ただ、飲食店の締め付けはこのせいなんでしょうね。
どうしてもマスクを外すし、1メートルの距離だし食事は大体15分以上かかるし。

濃厚接触者の該当が避けられないってことか・・・



 

濃厚接触に該当しなかった者たちの不安を軽くした抗原検査キット。

さて、濃厚接触には当たらなかった、パパや他の社員たち。

濃厚接触してなかったから大丈夫だよーって安心して家に帰れますか?
帰れませんよね。


家族だって不安です。


しかし濃厚接触していない者で、症状もない人たちは、心配ならば実費で検査を受けるしかありません。

この辺りは大体、PCR検査が3万円です。
症状もなくピンピンしているのに、実費で3万円はなんだか辛い。


そこで、パパの会社ではこのようなやり方が採用されました。

①全員抗原検査キットを使う
②一人でも陽性が出たら、全員PCR検査

 

費用は会社持ちです。
会社も全員分のPCR検査を最初からするより、負担が軽く済むかもしれないと踏んだんでしょう。


そうしてパパは会社から抗原検査キットをもらって帰ってきました。

 

 

すぐに結果が見れる!抗原検査キットの使い方

抗原検査キットの写真

 

これが抗原検査キットです。
値段は4000円ほど。

5分で検出と書いていますが、正確には5〜20分で、うちは20分経ってようやく結果が浮かび上がりました。

 

 

検査キットの中身

検査キットの中身のイラスト

  1. 検出用カセット
  2. 緩衝液
  3. チューブ
  4. 紙コップ
  5. スポイト

 

これらが入っています。

 

 

 

使用方法

使用方法のイラスト1



①一緒に入っている緩衝液を10滴、チューブに入れます。

②紙コップに唾液を入れて、スポイトで唾液を採取する

 

使用方法のイラスト2

③採取した唾液4滴を緩衝液の入ったチューブに入れてよく混ぜる

④検出用カセット(丸いくぼみのある所)に3滴、抽出液を滴下し、静置

検査結果の見方のイラスト

⑤5〜20分でCに赤く線が現れるので、そこで検査終了。
Tに赤く線が入っていたら陽性。Tが何もなければ陰性です。

 


うちのパパは陰性でした。
ちょっと見た目があんまり綺麗じゃないので、写真はやめときました。笑

 

 

抗原検査の注意点と感想

  • 唾液採取前の喫煙、うがい、歯磨き、マウスウォッシュは避ける
  • 寝起きは口を水でゆすいでから30分後に検査する
  • 飲食前に唾液を採取する
  • 唾液採取後は速やかに検査する

 

唾液をスポイトで4滴取るには、多めの唾液を入れなければいけないため少し大変そうでしたが、それ以外は、特に問題なく進みました。

箱には5分と書いてますが、検査チェックの赤色が見えたのが20分後だったので、検査失敗したのかとソワソワしましたが、無事検査完了できました。



 

抗原検査キットの精度は?

抗原検査、一般的には症状が現れてから2日目から9日目に使用することを推奨されています。

と言うことはパパの会社の抗原検査は意味がなかったのか。
と調べてみたらこのような記事を見つけました。

 

 

簡易キットを用いて新型コロナウイルスを診断する抗原検査について、厚生労働省医療機関介護施設にかぎり、無症状の人を対象にすることを決めました。
定期的に一斉検査を行うことで、感染者を早期に発見し集団感染を防ぎたいとしています。

簡易キットを用いる抗原定性検査は、短い時間で調べることができますが、PCR検査に比べると精度は低いとされていて、現在は症状がある人に限って行われています。

しかし、その後の国内の研究で、無症状の人であってもウイルス量が多ければPCR検査の結果と大きな違いはないことがわかったとして、厚生労働省は一定の条件にかぎり無症状の人を対象とすることを新たに決めました。

出典:NHK 

www3.nhk.or.jp

 


無症状でもウイルス量が多ければ、反応するってことですね。


ちなみに症状が出て2日〜9日までの間はウイルス量が多いとされています。
この期間に抗原検査で陰性と出た場合は、陰性確定の判断ができるそうです。



 

まとめ・濃厚接触に該当することは難しい。

身近に新型コロナの感染者が出ても、家族じゃない限り、なかなか濃厚接触に当たることはないのだとわかりました。


濃厚接触に該当した人は、検査が保険適応になったり、その後の動きを指導してもらえます。

濃厚接触者に該当しなかったけど身近にいた人は、感染の不安を抱えながらその後どう生活していくか自分で選択しなければいけないという、心苦しい状況になります。


地域によっては、もっと安くPCRを受けれる場所もありますが、はっきりした症状がないと受けられない所もあり様々。


そういう時は検査キットの力を借りてみるのも、一つの手かもしれませんね。

 

 

 

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