賢さについて考えてみる
賢さとはなんだろう。
勉強ができる、言葉が達者、コミュニケーション能力が高い…色々あるかと思います。
ゆずたの思い描く賢い人は『自分の好奇心を満たす大切さを知っていて、それを人のために使うこともできる人』だと思います。
そんな人はゆずたの中でもう『賢者』だと思うのです。
自分自身を満たし、溢れたものを外へ還元する。
それを例えば全ての人が出来たら、どれだけストレスフリーな世界が実現するんだろう。
得意を伸ばし、お互い足りないものは補い合う。
苦手を無理に伸ばすのではなく、持ちたいものだけ持つ。
自分の好きな事を習得するための苦しみは、素敵だと思うんです。
でも自分の何かを守るために、苦手なものに取り組む苦しさはあまり好きじゃない。
無駄に時間もかかるし、ストレスもかかる。
今は個人の得意を仕事にすることが簡単に出来るようになってきましたよね。
ゆたろが大人になる頃には、もっともっと、そんな世の中になっているといいなーと願っています。
あ、話が脱線した!
子供の賢さを育むには
その賢さを子供に与えたいのなら、好奇心を心のままに満たしてあげることと、好奇心を広げるための手伝いをすることだと思います。
子供の好奇心を満たす工夫
- 危険がないよう配慮する
- 真剣な時は声をかけない
- 一緒に調べる
- 好奇心を満たす最適な環境を作る
1.危険がないよう配慮する
何が危険かまだ分かっていない小さい子供の好奇心は大変です。どんな場所にも思うままに突っ込んでいきます。ただ、危険がないよう配慮して、出来る限りのことを叶えてあげるよう最善を尽くすのが良いと思います。
ちなみにゆずたは、めちゃくちゃ過保護で失敗しました。口出ししすぎて好奇心の芽を沢山摘んでしまいました。ゆたろの慎重さは私の過保護からきたのかもしれません。ここ1年で一生懸命取り戻しているところです。
2.真剣な時は声をかけない
子供が好奇心を満たしているとき、こちらの声が届かない事があります。そのことを『フロー状態』とも言うんですが、この状態を沢山体験した子供は大きくなっても素晴らしい集中力を発揮できるそうです。
フロー状態になっているときは、声をかけたくても我慢です。
時間は無駄に過ぎて行くように感じるかもしれませんが、子供にとっては集中力という一生の財産を取得中です。子供が満足しきってピカピカの顔でこちらを見たとき、初めて声をかけ、次の行動に促しましょう。
3.一緒に調べる
子供から「これってなに?」と質問が飛んできた時は、一緒に調べるチャンス。分かっていても教えないようにします。
我が家は図鑑を用意していなかったため、スマホで調べていました。
分からないことを調べるというのは、自分の好奇心を広げたり深めていくツールを手にすること。重要です。
4.好奇心を満たす最適な環境を作る
子供には心の赴くまま、好奇心を満たせるような環境を作れると最高だと思います。
好奇心が向くものがあれば、必要なものはどんどん与えてあげようと思っています。最近、ようやく虫に興味が出てきたので、図鑑を買ったところです。家の前には、いつでも持ち出せるように、虫かごと、虫取り網を出しておきました。
文字に興味が出た時にはトイレに文字の表を貼ったり、文字のマグネットを用意したり、文字数の少ない簡単な絵本を沢山用意しました。
最近では自立心が強くなってきたので、自分で調べられるための図鑑を揃えていこうと思っています。
失敗談とまとめ
育むことに加えて失敗談もお伝えします。
ゆたろが小さい頃、謎の虫を触ろうとして「触っちゃダメ!」と止めたり、私が虫を怖がる姿を何度も見せた事で、ゆたろの虫への好奇心を潰してしまいました。
ゆたろも虫はママが怖がるから怖いものだと思い、虫を見ると逃げるようになりました。
ダメという前に確認したい事。
- それは本当にいけないものなのか
- その好奇心を満たすために他に何かできる事はないか
今はゆたろの行動に口を出したい気持ちが出た時に、自分でこう確認しています。
大人になると、あらゆる思いが出来上がっています。
虫は怖いとか、汚いものは触らないとか。
でも子供にとっては、全てが未知の世界で、どんなものも好奇心の対象
幼稚園の友達のおかげで、再び虫に少し興味を持ち始めたゆたろ。
好奇心、お帰りなさい。そして、ごめんなさい。
うっかり発した親の一言に、好奇心の芽を摘むことのないよう、今後も気を付けていきたいと思っています。
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